Sanka

アクション概要

Sankaのアクションの基本と、レコードアクション、オブジェクトアクション、ワークフローアクションの違いを説明します。

最終更新日: 2026/5/29

アクションは、Sanka上のレコードやワークフローから業務処理を実行する機能です。レコード作成、更新、変換、合算、承認、帳票発行、メール送信、連携サービスとの入出力などを、画面操作またはワークフローの中で実行できます。 このリファレンスでは、アクションの実行範囲の選び方、実行後に期待される状態、AIにレコード変更や顧客向け送信を依頼する前に確認するポイントを説明します。

アクションとは

アクションは「どこから実行するか」によって使い方が変わります。1件のレコードを見ながら実行する場合、一覧で複数レコードを選んで実行する場合、ワークフローの中で自動実行する場合があります。
種類実行場所向いていること
レコードアクション1件のレコード詳細内容を確認しながら、そのレコードだけを処理する受注レコードから売上請求を作成する
オブジェクトアクションオブジェクトの一覧・選択レコード複数レコードをまとめて処理する複数の売上請求をまとめて帳票発行する
ワークフローアクションワークフローのアクションステップトリガー後に条件付きで自動実行する承認後に発注を作成し、担当者へ通知する
同じ業務処理でも、単発で確認しながら実行したい場合はレコードアクション、まとめて処理したい場合はオブジェクトアクション、条件やタイミングに応じて自動化したい場合はワークフローアクションを使います。

AIでアクションを実行する前に確認すること

アクションは、レコード作成、項目更新、メール送信、帳票発行、データ出力、連携サービスへの同期を実行できます。AIを使う場合は、まず実行計画を確認し、作成、更新、送信、出力の前に人が最終確認します。
サンプルプロンプト
/sanka このSankaアクションを実行する前に確認してください。レコードアクション、オブジェクトアクション、ワークフローアクションのどれを使うべきか、作成元レコード、作成先レコード、コピーまたは更新される項目、必要な承認、重複しそうなレコード、顧客向け送信の有無、実行後に確認すべきレコードを整理してください。まだアクションは実行しないでください。
売上請求、入金、在庫、帳票、メール、連携サービス、一括データに関わるアクションでは、下書き、プレビュー、テスト用レコード、少数の選択レコードから確認します。

レコードアクション

レコードアクションは、特定の1レコードを起点に実行します。レコード詳細画面で内容を確認してから実行できるため、金額、取引先、期日、明細などを見ながら判断したい処理に向いています。

使いどころ

  • 見積から受注を作成する
  • 受注から売上請求を作成する
  • 1件の帳票を発行する
  • 1件のレコードに対してメール送信やステータス更新を行う

設定・運用のポイント

  • 実行前に対象レコードが正しいことを確認します。
  • 作成先レコードに引き継ぐ項目を確認します。
  • 送信や作成を伴う処理は、必要に応じて下書きやプレビューで確認してから確定します。
  • 後続レコードを作成するアクションでは、作成元レコードとの関連付けが残るかを確認します。
  • アクションが表示されない場合は、権限、利用できるモジュール、オブジェクト設定、そのレコード種別で対応しているかを確認します。

オブジェクトアクション

オブジェクトアクションは、オブジェクト一覧で選択したレコードに対して実行します。複数レコードをまとめて処理できるため、月次処理、帳票の一括発行、まとめて変換する処理に向いています。

使いどころ

  • 複数の受注から売上請求をまとめて作成する
  • 複数のレコードを合算して帳票を発行する
  • 選択したレコードに対して一括でメール送信する
  • インポート後のレコードをまとめて更新する

設定・運用のポイント

  • 実行対象の選択条件を確認します。
  • 一括処理では件数が多くなるため、まず少数のレコードで確認します。
  • 重複作成を避けるため、処理済みステータスや実行履歴を確認します。
  • 処理済みレコードを除外するため、フィルターやステータスを使います。
  • 一部のレコードだけ成功した場合は、全件を再実行する前にアクション履歴を確認します。

ワークフローアクション

ワークフローアクションは、ワークフローの中で実行する処理です。イベントトリガー、時間トリガー、手動トリガーの後に、条件に応じて複数のアクションを順番に実行できます。

使いどころ

  • レコード作成や更新をきっかけに、後続レコードを自動作成する
  • 毎朝、期限が近いタスクや未承認レコードを通知する
  • 承認後に発注、請求、在庫引当などの後続処理を進める
  • 連携サービスからデータを取り込み、Sanka側のレコードを更新する

設定・運用のポイント

  • どのトリガーで開始するかを先に決めます。
  • 不要な実行を防ぐため、条件を具体的にします。
  • 複数ステップを並べる場合は、前のアクションの結果を次のアクションで使う前提を明確にします。
  • 実行後はワークフロー履歴と対象レコードを確認します。
  • 一度だけ実行したい処理では、2回目の実行を防ぐためのステータス、フラグ、条件を設定します。
  • 削除、送信、外部同期など影響が大きいステップは、テストが終わるまで承認や狭い条件の後ろに置きます。

よく使うアクション

種類できること
承認申請、承認、却下、差し戻しをワークフローに組み込む
レコード作成・更新見積、受注、請求、発注、支払請求などを作成・更新する
変換・合算取引から見積、受注から請求などへ変換する。複数レコードをまとめる
帳票・メールPDFや帳票を発行し、必要に応じてメール送信する
連携外部サービスからインポート、外部サービスへエクスポート、同期を行う
AI・ユーティリティデータの補助入力、判定、通知などを組み合わせる

選び方

目的選ぶアクション
1件だけ確認して実行したいレコードアクション
複数件をまとめて処理したいオブジェクトアクション
条件や時間に応じて自動化したいワークフローアクション
人の承認を挟みたいワークフローアクションの承認ステップ
誤送信や重複作成が不安下書き、プレビュー、少数テストから始める

期待される動作

アクションが正常に実行されると、次の状態になります。
  • ユーザーが選択したレコード、またはワークフローのトリガーと条件に一致したレコードが処理されます
  • 必須項目、権限、モジュール利用可否が確認されたうえで処理が完了します
  • 作成されたレコードは作成先オブジェクトに保存され、対応しているアクションでは作成元レコードと関連付けられます
  • 更新されたレコードは、対象オブジェクトの一覧または詳細画面で変更後の値を確認できます
  • 帳票、メール、エクスポート、連携同期は、結果、メッセージ、履歴、連携先の画面で確認できます
  • 実行方法に応じて、アクション履歴、ワークフロー履歴、レコード履歴、監査ログから結果を確認できます
アクションは、作成元データの不足を自動で補完したり、権限を無視したり、ワークフロー条件を無視したりしません。顧客、商品、テンプレート、メールアドレス、承認、マッピングなどが不足している場合は、処理が停止する、一部の有効なレコードだけ作成される、または修正してから再実行が必要になることがあります。

トラブルシューティング

アクションが表示されません

対象オブジェクト、選択しているレコード範囲、実行権限を確認します。アクションによっては、モジュール、オブジェクト設定、テンプレート、関連レコードがないと表示されない場合があります。

作成されたはずのレコードが見つかりません

まずアクション履歴またはワークフロー履歴を確認します。そのうえで、バリデーションで失敗していないか、作成先レコードがアーカイブされていないか、現在のビューで除外されていないか、作成元レコードが条件を満たしていたかを確認します。

重複レコードが作成されました

同じアクションを複数回実行していないか、選択したレコードにすでに後続レコードがないか、ワークフローに一度だけ動かすためのステータスや条件があるかを確認します。重複を削除またはアーカイブする前に、どのレコードに正しい関連、帳票、履歴が残っているかを確認します。

ワークフローアクションが実行されません

ワークフローが有効か、トリガーが発火したか、条件に一致したか、前段の承認や必須項目で止まっていないかを確認します。

帳票、メール、エクスポート、同期が完了しません

選択したテンプレート、宛先メールアドレス、送信元設定、エクスポート履歴、連携サービスの接続、実行結果を確認します。顧客向け送信では、最初の送信が完了していないことを確認するまで再実行しないでください。

AIがアクションを実行してよいか判断できません

AIには、実行範囲、作成元レコード、想定される作成先レコード、引き継ぐ項目、権限、後続への影響、取り消し方針を下書きで整理させます。人が実行範囲を確認するまで、アクションは実行しないでください。

チェックポイント

アクション履歴、ワークフロー履歴、レコード履歴で、誰が実行し、何が変更され、顧客向け送信や連携ステップが完了したかを確認します。
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ログ

ログを検索すべてのアクションすべての日付
ID / アクション日時対象 / 項目変更内容実行者
3アクション計画を確認2026/05/10 15:00受注アクション作成元受注、作成先売上請求、引き継ぐ項目を確認Claude連携
2レコードアクションを実行2026/05/10 15:10ミドリサロン株式会社の受注受注から売上請求下書きを作成Sankaユーザー
1アクション結果を確認2026/05/10 15:18売上請求下書き金額、顧客、支払期日、作成元関連を確認Sankaユーザー

売上請求の作成、在庫更新、帳票送信、連携同期を行うアクションでは、顧客に返信する前に作成元レコードと作成先レコードの両方を確認します。

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